年中クラス

生活用品の仲間分けと使い方

今回は色板カードを使用して仲間分けをしました。そして答えは1つではなく、考え方を変えると2つ3つと答えが導き出せるものもあります。
今回使用したカードは赤青緑黄の○△□のカードです。
かたち、色
角の有無で分けることができます。このように社会には答えが1つとは限らないものがたくさんあります。
その後は生活用品を提示して名称、使い方を聞きました。
箸、スプーン、フォーク、茶碗、おわん、フライパン、鍋、フライ返し、お玉、泡立て器、しゃもじ、菜箸、急須、湯呑み、マグカップ、コップ、栓抜き、缶切りです。
名称が出てこない代表的なものはおわん、急須、湯呑み、菜箸、缶切り、栓抜きです。しかし、最近では時短のためかワンプレートで食事する家庭も増えたせいか、茶碗の名称が出てこないこともあります。
ぜひ生活用品を用いて用途や材質を尋ねてみてください。
今回のテーマは仲間分けですから、最後は材質で仲間分けをしました。鉄、陶器、木の仲間に分類しました。

年長クラス

反対の対応

ろうそくは一番長く燃えていると溶けて短くなっていきます。反対にすぐ消えてしまったら長いままになります。これは理屈で子どもたちも分かっているのに、次の質問をすると混乱してしまいます。

この中で一番長く燃えていたろうそくはどれですか?

こう聞くと一番長いろうそくを選ぶ子が続出です。

反面、今度は5個のコップにジュースを注いで量をそれぞれ変えます。

一番たくさん飲んだコップはどれですか?

この問いに全員一番少ないコップを指差します。

これは日常生活の中で頻繁に経験をしているからでしょうか。このようなことが幼児の学びでは頻繁に起こります。

多いとあまり飲んでない、少ないとたくさん飲んだという反対の対応は思考の柔軟さが必要になります。そして、柔軟さは私たちがあれしなさい、これしなさい、もういつまでやってるのと言って手出ししてしまうことが多ければ多いほど育たなくなります。

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