年中クラス

重さくらべ

ここに同じ形、大きさの5個の箱があります。一番重いものを調べるときどうやって調べますか?
幼児の場合視覚的判断をしてそれ!あれ!などと言う子もいます。なんでわかったの?と聞くと、重そうだから。とか、少し大きいからなどと言う場合もあります。ところが重さは持ってみないと分からないところに難しさがあります。もちろん視覚的判断をして分かるものもあります。
持ってみると今度は最初の1個だけで、これが一番重い!と言う子がいます。全部持ってみないとわからないよと促すと5個持ってみます。しかし、重さは次の箱を持つ毎に重い感覚が抜けていくので覚えていることが難しくなります。
視覚的判断ができるものとしてキッチンスケールやバネに吊るす方法もあります。

年長クラス

10を構成する

今回は10がどうやって構成されているのかについて考える内容です。

まず、初めに取り組んだものはふたつのものを比べて似ているところ、違うところを言語化する内容です。
例えばきゅうりとバナナではどこが似ているのか、どこが違うのかヘリコプターと自動車ではどこが似ていて、どこが違うのか考えました。このように説明をするというのが最近の子どもたちは苦手意識が強いです。それば日常会話で大人が話を先回りしてしまい、子どもに十分話す機会が保証されていない結果であると考えています。子どもには子どもの主張があります。良かれと思って言葉を話す機会を保証してあげないと、自分の思いを話すことがどんどん苦手になっていきます。

「7」「5」などと数字を言い、子どもたちにはあといくつで10になるのかおはじきをお皿から出してもらいました。ここでもあといくつでという意味がわからなく、私の言った数と同じ数だけおはじきを取り出したり、はじめから10個おはじきを取り出したりする場面もありました。これはぜひ練習して、10までの数の構成はマスターしておくことをオススメします。

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