年中クラス

立体積木の難しさ

今回は色塗り、はさみ切りの課題から始まりました。回数を重ね、色塗りにむらがなくなってきました。これは筆圧が一定になってきたことです。また、はみ出さなくなってきているようなら、手先の細かい動きが身に付いてきたたということです。頭でわかっていても手が思うように動かないということはよくあります。手先は第2の脳です。思考し、手先が連動していくことを目指します。

次に8個の積木を使った形作りです。立体のポイントは隠れた場所(正面からでは見えない)に積木がいくつあるかイメージをすることです。この見えないものを見る力が立体学習には必要です。

年長クラス

重なる図形

重なる図形は一気に重ねたものをイメージするのは難しいです。まずはじめに、折り紙を二枚重ねて、上にあるのは何色か下にあるのは何色かを問います。次にまた、一枚、また一枚と増やしていき4枚をずらしながら重ねて、上から一番目は何色?下から二番目は何色?と問いかけていきます。
重なることがイメージできたら、次に挑戦するのは3個の丸が重なっている部分を探す課題です。2個のものだと重なっている箇所をすぐに見つけられるのですが、3個ぬると途端に難しくなります。しかし、何度もやっていると見えてくるです。ここまでは目を慣らすトレーニングみたいなものです。
次からが本番です。2枚の透明な紙に描かれた模様をずらしながら重ねるとどのような模様ができるかの模写です。ポイントは動かさない紙に描かれている模様をまず描くこと。次に動かす紙に描かれている模様を描き足すと重なった模様が描けます。一気に重ねたものをイメージして描くのではなく、順を追っていくと必ず重なった形が描け、重なった形を選ぶ場合にも探すことができます。
重なった形と同じものを見つける場合には、同図形発見の力が必要になります。

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