日本では各自治体で一人一台タブレットの配布が完了ということを聞く機会が増えました。日本もこれから、ICT教育がより活発に行われていくのでしょう。私はこれからの時代のことを考えたり、自身の仕事のことを考えてもデジタルの環境は必要だと思います。しかし、教育最先端と言われたフィンランドでは、日本よりも先にデジタル教育を始めていましたが、2000年から約20年で読解力が1位から14位。数学が2位から20位。科学が1位から9位へと低下してしまいました。その理由には国の他の要因もありますが、教育のみで考えると、デジタル機器
の画面がこどもの脳に与える影響を懸念ということが挙げられるとのことです。
「デジタル脳」といわれることがありますが、デジタルのものは次から次と途切れてしまい、繋がりが得られないのがデメリットです。その結果、フィンランドは紙と鉛筆に戻した教育が展開されているとのことです。タブレット学習ばかりしていて、ノートに鉛筆で書く練習をしないと、書くという行為を通して手指から脳に送られるはずの刺激が送られず、脳の発達に遅れが出てしまうという話もあります。指先は第2の脳と言われるので私もこの話には納得をします。昔行われていた「書いて覚える」は大事な学習法だと信じています。
Categories:保育・幼児教育
No responses yet